睡眠外来をご希望の場合は、インターネットではなく、必ずお電話でご予約ください。

睡眠時無呼吸症候群（Sleep Apnea Syndrome：ＳＡＳ）は、寝ている間に何度も呼吸が止まったり、空気の通り道である気道の空気の流れが悪くなったりする病気です。ＳＡＳは多くの場合、気道が完全に塞がる、あるいは狭くなることによって起こります。

そのため睡眠中に低酸素状態となり、身体と脳を十分に休めることが出来ず、睡眠障害や様々な身体の不調が現れます。居眠り運転による交通事故や、長期的には心疾患・脳血管障害の原因となり得ます。

以下の症状がある方はＳＡＳの可能性がありますので、ご相談ください。

• いびきが大きい
• 寝ているときに呼吸が止まっていると言われたことがある
• 夜中に目が覚める
• 昼間に強い眠気を感じる
• 起床時に頭痛や倦怠感を感じる

• 簡易検査（簡易型睡眠検査をご覧ください）：呼吸の流れ、気管の音、体内の酸素濃度と脈拍数を測定します。
• 精密検査（睡眠ポリグラフィー検査をご覧ください）：簡易検査で行う項目に加えて、胸・腹部の呼吸運動、脳波、眼・筋肉の動きを検査し、睡眠の質も評価します。

中等症以上のＳＡＳと診断された場合、ＣＰＡＰ（シーパップ）療法が行われます。

睡眠時に鼻に専用のマスクを装着し、装置本体より持続的に空気を送り込み、気道が開く状態を維持する治療法です。

すべて保険適応で、３割負担の方は以下の自己負担額となります。

※以下の質問票を事前にご記入いただきお持ちいただきますと、スムーズに受付ができます。

• 日中の眠気に関する質問票：ＥＳＳ（Epworth sleepiness scale）
• 初診の方への問診票